血をつくる方法 食事編 ②

血をつくる方法 【 食事編 ② 】

今の自分はこれまでの食生活でつくられています。
人間は口にしたもの全てで体がつくられています。

自分の体をつくる食事の見直しで体の改善をしていきましょう。

② 朝ご飯を食べましょう

朝食は体内時計をリセットし、体温があがり頭の働きがよくなり、
より活発に行動できるようになります。

体温、血圧、循環器、免疫、新陳代謝などには一日のリズムがあり、
このリズムが体内時計にそって動いています。

● 午前5時から7時は、

『 大腸の時間 』

便を排泄し毒素を出し体を清浄に保ちます。

● 午前7時から9時は、

『 胃の時間 』

消化が最も活発になるため、この時間に朝食をとると、
十分な栄養を吸収することができます。

● 午前9時から11時は、

『 脾の時間 』

消化、吸収、排泄のすべてをコントロールして血を生み出す源である、
脾の働きが活発になる時間です。

薬に対する反応や副作用も時間によって異なります。

「 時間医療 」といい、
体内時計のリズムに合わせて医薬品を使い、抗がん剤での吐き気や抜け毛を、
劇的に減らすことにも成功しています。

朝起きるとお通じがあり、消化が最も活発な時間に食事をすることが、
一日の体のリズムに合わせた本来の食習慣です。

自然に備わったリズムである、体内時計に基いて食事や睡眠をとると、
一日をスムーズに過ごすことができます。

朝食が良いのは、
朝ごはんの時間が血液の原料を消化吸収し、
血をつくる胃腸の力を引き出す時間帯だからです。